家を建てるとき、
外構費用はもちろん見積もりに入っていた。
駐車場、ウッドデッキ、中庭、芝生、植木。
だから外構は、
「完成させるもの」
だと思っていた。
でも実際に暮らしてみると違った。
庭は完成ではなかった。
維持と最適化が始まる場所だった。
そして外構には、
住んでから少しずつ増えていく“想定外の支出”がある。
しかもそれは、
贅沢品ではない。
暮らしを続けるために必要になる費用だった。
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想定外① 庭用品はどんどん増える
最初は、
ホースくらいがあれば十分だと思っていた。
でも暮らしていると、
少しずつ道具が増えていく。
- 草刈り機
- 芝刈り機
- ブロワー
- 散水用品
- 肥料
- ホース
- 延長コード
しかも庭用品は、
サイズも形もバラバラ。
想像以上に場所を取る。
最初は土間収納へ置いていた。
でもすぐに倉庫化した。
家の中へ入れると、
「外で使うもの」がどんどん侵食してくる。
外構費用は、
住んでから増えていく。
想定外② 物置は“贅沢”ではなく現実になる
物置は最初、
「あったら便利」
くらいに考えていた。
でも途中から、
必要になる。
特に大きいのは草刈り機。
長物は本当に収納しづらい。
棚に入らない。
床に直置きするが、とにかく場所を取る。
しかも汚れる。
結局、
物置は収納量の問題ではなかった。
「外で使うものを家の中へ持ち込まない」
ために必要だった。
外構費用には、
家の外側収納も含まれている。
想定外③ 夏の散水は“家事”になる
芝生と植木と花壇。
最初は、
水やりくらい手でできると思っていた。
でも夏になると変わる。
朝夕の散水は、
完全に家事になる。
しかも芝生は、
「今日はいいか」
が通用しない。
数日暑さが続くだけで一気に弱る。
旅行前には、
「帰ったら芝が焼けているかもしれない」
と思うようになった。
そこで必要になったのが自動散水だった。
外構は見た目ではなく、
暮らしを維持する仕組みだった。

想定外④ 散水は“設備”ではなくインフラになる
最初は、
散水タイマーを1つ付ければ終わりだと思っていた。
でも実際は違った。
庭が広いと、
水圧の限界が出る。
我が家では現在、
- タカギ:植木側(1系統)
- Gardena:芝生側(分水で最大6系統)
という構成になっている。
さらに、
首振り式スプリンクラーは水圧が必要。
だから、
1系統に1台ずつ。
全部同時には動かさない。
順番に回す。
ここまで来ると、
庭は完全に“系統設計”だった。
これは住む前には想像できなかった。

想定外⑤ 消耗品が地味に続く
庭設備は、
一度作って終わりではない。
例えば散水チューブ。
細長い芝生にはかなり便利だった。
我が家でも、
最初はコメリで購入した散水チューブを使っていた。
でも屋外なので、
どうしても劣化する。
1年半ほどで穴が開き、
交換が必要になった。
ここで感じた。
庭は、
“消耗品のある暮らし”
だった。
想定外⑥ 外構は“固定費”ではなく暮らし費になる
外構費用は、
最初の工事代だけでは終わらない。
暮らし始めると、
少しずつ増えていく。
- 道具
- 収納
- 散水
- 消耗品
- 維持費
でもこれは、
無駄遣いではなかった。
暮らしを続けるための費用だった。
家は建てて終わりではない。
庭も同じだった。
想定外⑦ 防犯も“外構の現実”だった
これは完全に想定外だった。
以前、
庭へ置いていたリールホースを盗まれたことがある。
正直かなり驚いた。
庭用品は、
外へ置いているだけで、
持っていかれる可能性がある。
それ以来、
物置の意味が変わった。
収納だけではない。
防犯のためにも必要だった。
外構は、
暮らしの延長であり、
管理の範囲でもある。
想定外⑧ “安い”だけでは続かなかった
散水も、
最初から正解に辿り着いたわけではない。
細長い芝生には、
散水チューブがかなり安い。
初期コストだけ見れば、
首振り式スプリンクラーより圧倒的に安かった。
でも交換がある。
劣化する。
詰まる。
直す。
そして段々、
“面倒”が勝つ。
最終的に我が家は、
首振り式スプリンクラー中心へ変わっていった。
庭は、
「安いかどうか」
だけでは続かない。
暮らしの中で、
無理なく維持できるか。
その基準へ変わっていく。


写真(上)首振り式スプリンクラー
写真(下)散水チューブ
首振り式スプリンクラーに変えて、見た目もすっきりとした
まとめ|外構は“住んでから始まる支出”だった
外構で想定外にお金がかかるのは、
見た目のためではなかった。
維持のためだった。
庭用品が増える。
物置が必要になる。
散水が家事になる。
設備がインフラになる。
そして防犯や消耗品まで発生する。
外構は、
完成して終わりではなかった。
暮らしてから、
少しずつ最適化されていく。
家の改善余地は、
外側にも続いていた。
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